【大阪杯】ジャックドールの武豊「枠よりもスタート」 香港C7着から継続騎乗に「応えたい気持ち強い」

2023年3月29日 13:15

武豊騎手を背にCウッドをスパイラルノヴァ(左)と併せ馬で追い切るジャックドール

 G1・大阪杯(阪神芝2000メートル)を4月2日に控え、ジャックドール(牡5=藤岡)に騎乗する武豊が29日、共同記者会見に臨んだ。

 ――前走、香港で初コンビ(香港C7着)だった
 「香港で初めて乗せてもらったけど、結果を出せなかったことは残念だった。ただ、ほんとにいい馬だなというのは感じた。細かい部分、ゲートだったりスタートだったり、うまくいかなかった部分もあった」

 ――追い切りの感触は
 「栗東で乗ったのは初めてだったけど、非常に力強いいい動きで。タイムも今日の馬場状態にしては、かなりいいタイムで走った」

 ――乗ってみて感じる強さは
 「持っているもの、ポテンシャルの高さはかなりある。それをレースで発揮できればなというだけ」

 ――ポイントは
 「過去のレースぶりを見ると気分良く自分のペースで走れた時の方がいいのかなというのはあるので、そこですかね」

 ――展開の鍵を握る
 「逃げて何勝もしている。逃げなくても勝っているけど、そういうところは頭に入れて乗りたい」

 ――G1を取れるポテンシャルは
 「乗った感じでは、ほんとにいい馬。G1に届いても不思議じゃない馬」

 ――コースに対しては
 「2000メートルは結果を出している馬ですし、左回りで勝っている時が多いけど、去年の札幌記念で右回りの2000で強い馬を相手に勝っている。それほど阪神の2000で心配することはないのかな」

 ――馬場に関して、先週は雨だった
 「先週乗ってなかったけど随分、荒れてきたんじゃないかなと思う。パワーはすごくありそうな馬だし、よっぽど降らなければそんなに悪くないんじゃないかな」

 ――枠の理想は
 「枠よりもスタートを決めたい。香港の時は他の馬も暴れて、それにつられるところもあったり。スタートを決めて自分のリズムでジャックドールのリズムでレースできればいい」

 ――あらためて意気込みを
 「僕自身、香港でチャンスをいただいて結果を出せなくて。それで今回、騎乗させてもらえるということで、そこは非常に応えたい気持ちが強い。ジャックドール自身もG1ホースになるのにここはチャンスのレース。力を出し切りたい」

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