【皐月賞】ベラジオオペラの鞍上田辺「とても乗りやすい。何より性格がいい」
2023年4月13日 05:30 牡馬クラシック第1ラウンド「第83回皐月賞」(16日、中山)の最終追い切りが12日、東西トレセンで行われ、無敗3連勝中のベラジオオペラ(牡=上村)は栗東CWコースを力強い脚さばきで駆け抜けた。中3週の再遠征、初の2000メートルをクリアしてG1獲りへ。このひと追いで態勢は整った。同レースは13日に出走馬と枠順が決まる。
【田辺に聞く】
――先週、栗東で1週前追いに騎乗して。
「栗東に乗りに行って良かったです。凄くいい馬。まだ緩いんですけど、とても乗りやすいです。手応えはいいし、動きに余裕がある。反応も良かったです。何より性格がいいです。性格は持って生まれたもの。少々の環境の変化に動じないものを感じました」
――スプリングSで同乗して。
「別の馬に乗っていて、後ろにいましたけど、とてもかなわない感じでした。最初のコーナーまで距離がある2000メートルの方がよりいいでしょう」
――週末は天気が崩れる予報もある。
「前走は道悪(重馬場)が良かったように思っている方もいるでしょうけど、武史(横山)は馬場のいいところを選んで走っていました。良い馬場ならもっといいと思う」
――史上20頭目の無敗皐月賞Vが懸かる。
「声をかけていただいて、ありがたいです。(未対戦で)分からない馬もいますけど、今年は力も接近していて、チャンスはあると思います。レースが楽しみです」