若手6人が30日間騎乗停止に 15年ルメールも携帯使用で30日、18年には距離錯誤で3カ月の事例も
2023年5月3日 14:01 JRAは3日、騎手の今村聖奈(19)、永島まなみ(20)、古川奈穂(22)、河原田菜々(18)、小林美駒(18)、角田大河(19)を騎乗停止処分にしたことを発表した。
競馬開催日のスマートフォン使用によるもので、停止期間は5月13日から6月11日までの30日間(開催10日間)。
【過去の主な長期騎乗停止】
▼山田敬士 18年10月13日の新潟競馬6R(ダート2500メートル)で競走距離を錯誤。「競馬の公正確保について業務上の注意義務に違反した者」に該当するとして、19年1月13日まで3カ月の騎乗停止となった。競走距離を誤認したことによる騎乗停止はJRA史上初。
▼木幡育也 17年9月、薬物使用に関する検査で、利尿剤の「フロセミド」が検出され、日本競馬会競馬施行規程第1147条第20号により30日間の騎乗停止に。
また、同じく第147条第20号「競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行」(抜粋)があったとして、17年12月14日から18年3月13日まで3カ月の騎乗停止となった。
▼ルメール JRA所属騎手としてデビューするはずだった15年3月1日から30日まで、30日の騎乗停止に。前日の2月28日に外部との接触を制限する調整ルーム内で携帯電話を使用したため。