【オークス1週前追い】リバティアイランド 2冠へ1F11秒9!中内田師「いい体つきに変わりました」

2023年5月12日 05:15

CWコース馬ナリで好タイムをマークしたリバティアイランド

 「第84回オークス」(21日、東京)での2冠制覇へ向け、静かに1週前追い切りを消化した。桜花賞馬リバティアイランド(中内田)は片山助手を背にCWコースへ。桜花賞から4F延長への鍵は折り合い。前半はゆったり入り、3角過ぎから徐々にピッチを上げていく。最後まで手綱は持ったままフィニッシュ。全体時計5F71秒9~1F11秒9は予定通り。掛かるそぶりを見せることなく、シャープに脚を伸ばした。中内田師は「リズム重視で終えることができました。一回競馬に使われて体が締まっているし、張りも出てきました。いい体つきに変わりました」と上積みを強調した。

 牝馬3冠初戦の桜花賞は苦しい競馬だった。好位から進めた2、3着馬とは対照的に出遅れて道中15番手を追走。大外からメンバー最速3F32秒9の末脚を繰り出し、阪神JFに続くG1連勝を決めた。師は「安心して見ていられる内容ではなかったが、強い競馬でした。改めて走る馬だと思いました」と回顧。距離延長についても「走ってみないと分からないが、前走の内容ならこなしてくれるのではという希望を持っています」と手応えを示した。昨年のスターズオンアースに続く好調ドゥラメンテ産駒の連覇に向け、準備を整えていく。

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