【安田記念】ナミュール今度は直線不利で16着…横山武「悲しいです」

2023年6月4日 17:52

横山武史騎手

 G1馬10頭が集結した豪華なマイル王決定戦「安田記念」は、4番人気ソングライン(牝5=林)が制して連覇を飾った。勝ち時計は1分31秒4。

 ナミュール(牝4=高野)は16着。発走後に不利を受けたヴィクトリアマイルに続き、この日は直線で他馬の斜行のあおりを受けた。騎乗した横山武は「前走より返し馬の感じは良かった。道中の感触も良かったのですが、また不利を受けてしまって。悲しいです」と話した。

 この件について、シャンパンカラーに騎乗した内田は、最後の直線コースで外側に斜行したことについて過怠金1万円(被害馬イルーシヴパンサー、ナミュール)となった。

 ▼安田記念 競馬法制定などに尽力し、日本中央競馬会の初代理事長で「日本競馬の父」と称された安田伊左衛門氏の功績を称え、51年に「安田賞」として創設。58年、同氏の死去により「安田記念」に改称、84年にG1に昇格した。上半期の最強マイラー決定戦として定着しており、昨年は同氏の生誕150周年記念として実施された。

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