【安田記念】1番人気シュネルマイスター3着 ルメールが語る上がり最速で届かなかった理由
2023年6月4日 16:54 G1馬10頭が集結した豪華なマイル王決定戦「安田記念」は、4番人気ソングライン(牝5=林)が制して連覇を飾った。勝ち時計は1分31秒4。
1番人気だったシュネルマイスター(牡5=手塚)は、後方からメンバー最速の上がり3F32秒8で追い込んだものの、3着が精いっぱい。2年ぶりのG1制覇には届かなかった。
騎乗したルメールは「スムーズなレースができた。最後もよく伸びてくれています。ただ、もっと速いペースなら、前でフィニッシュできたかもしれません」と振り返った。
▼安田記念 競馬法制定などに尽力し、日本中央競馬会の初代理事長で「日本競馬の父」と称された安田伊左衛門氏の功績を称え、51年に「安田賞」として創設。58年、同氏の死去により「安田記念」に改称、84年にG1に昇格した。上半期の最強マイラー決定戦として定着しており、昨年は同氏の生誕150周年記念として実施された。