【安田記念】ソダシ7着 退職間近の今浪厩務員 名残惜しそうに頭を何度も…
2023年6月5日 05:28 4年連続のJRA・G1制覇を狙った白毛馬ソダシは7着に終わった。好スタートから道中は3番手を追走。もまれることなくリズムのいい走りで直線へ。粘り込みを図ったが中2週の影響か最後は脚が上がってしまった。
テン乗りだった川田は「4コーナーの手応え以上に最後まで走り切ってくれました」と振り返る。須貝師は「これが競馬ですね。ペースは普通だったと思うし、よく走っています。夏は少し休ませてあげようと思います」とねぎらった。
担当の今浪隆利厩務員(64)は定年を前倒しして7月中に退職予定。愛馬とのラストランを前に名世話役は「最後が近づいてくるんだなと、日に日に思うけど…。ずっとソダシはオレのそばにいるんじゃないかって錯覚してしまう。この馬とおれて幸せやった」と話していた。レース後は名残惜しそうにソダシの頭を何度もなでた。