【函館スプリントS】トウシンマカオ 切れ勝負任せろ 重賞2勝目へ好機
2023年6月5日 05:23 今週から夏の北海道シリーズが開幕。函館6週→札幌7週の計13週間の熱闘が北の地で繰り広げられる。函館開幕を飾るメインはサマースプリントシリーズ第1戦「第30回函館スプリントS」。歴代優勝馬にはビリーヴ、キンシャサノキセキ、カレンチャン、セイウンコウセイなどG1馬が名を連ねる好カード。今年も多彩な顔触れが集まった。
混戦模様の函館スプリントS。実績ではトウシンマカオが一歩リードだ。昨秋阪神のG3京阪杯を1番人気で快勝。今年2戦のシルクロードS(4着)→高松宮記念(15着)は外枠や道悪に泣いているが、開幕週の切れ勝負なら譲れない。北海道の洋芝にも昨夏札幌のキーンランドC(4着)で無難に対応しており、重賞2勝目の好機だ。
ヴィズサクセスは福島の前走・モルガナイトSを11番人気ながら、鮮やかな逃げ切りV。函館は【2・1・0・1】の得意コースで勢いは無視できない。ブトンドールは昨夏の函館2歳S優勝馬。前走・桜花賞(9着)は好メンバー相手に勝ちにいく競馬で見せ場十分だった。思い出の函館で古馬撃破のシーンも。フィリーズレビュー2着の実績があるムーンプローブ、昨秋ファンタジーSを逃げ切ったリバーラ。芝に戻すテイエムトッキュウが目下絶好調でスピードには要注目。