先週もモーリス産駒が完勝 シュトラウス 操縦性が高く 距離延長にも対応

2023年6月6日 05:25

 【新馬戦総括】来春のクラシックへ向けて、東西で新馬戦が始まった。世代一番星は土曜阪神のテラメリタ。ゲート入りを嫌がるしぐさを見せたが終わってみれば3馬身半差の快勝。水分を含んだタフな馬場でも鋭い決め手が光った。父は19年米エクリプス賞年度代表馬の新種牡馬・ブリックスアンドモルタル。父にとっても幸先のいいスタートを切った。

 土日の東京3鞍は全てレーンが勝利。土曜はモーリス産駒シュトラウスが単勝1.4倍の人気に応えた。馬体に余裕を残しながら9馬身差の完勝。道中はムキになることなく操縦性が高く、距離延長にも対応できそうだ。日曜5Rのボンドガールは前半3F37秒1のスローペースも3番手で折り合い、上がり最速3F33秒0の末脚で差し切った。半兄ダノンベルーガは22年共同通信杯VなどG1戦線でも活躍。スケールの大きさは引けを取らない。

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