名牝アーモンドアイ殿堂入り、国枝師「子供たちに夢をつないでくれる」
2023年6月6日 14:33 JRAは6日、23年度の顕彰馬選定記者投票の結果を発表し、アーモンドアイ(牝8)が選定された。
有効投票数207票のうち200票(得票率96・6%)を獲得し、選定基準の4分の3以上(156票以上)を得た。JRAは現役時代、管理した国枝栄師(68)のコメントを発表した。
「このたびはアーモンドアイ号を顕彰馬に選定していただき、大変光栄に思います。2017年のデビュー以来、2020年のジャパンカップでの引退まで、牝馬3冠、G1レース9勝など素晴らしい成績を収めて2度の年度代表馬にも輝きました。
アーモンドアイは心身ともに抜きん出ており、ずっと我々の大きな期待に応え続け、次のレースではどんなパフォーマンスを見せてくれるのかという夢を抱かせ続けてくれました。このような名馬を預からせてくださったオーナー、夢の実現に協力いただいた牧場関係者、一緒に応援していただいたファンの皆さまには感謝しかありません。
アーモンドアイに調教師として関われたことは、私にとっても厩舎スタッフにとっても素晴らしい財産であり、これからも精進していきたいと思います。きっとアーモンドアイは、その子供たちに夢をつないでいってくれることでしょう」と語った。