【JRA定例会見】阪神競馬場スタンド工事へ 今秋~25年春を予定
2023年6月27日 05:20 JRAは26日、大阪市のアクア堂島NBFタワーで関西定例会見を開き、今秋から阪神競馬場スタンドリフレッシュ工事に着手すると発表した。現スタンドの建物本体(91年完成)を維持しつつ、パドックの大屋根の改修を含めた、さまざまなアップデートを行う。また、屋内スマートシートは塗装替えした上で再利用するなど環境負荷低減を視野に入れ、整備する。
【工事概要】
(1)観覧席およびプライベートブース、グループルーム等を新設
(2)オープンで快適なフードコート、ラグジュアリートイレなどを設置
(3)ファミリー飲食スペースの充実、子供向けの屋内遊具を新設
(4)検量エリアの拡張
【工事期間】23年秋~25年春(予定)
【開催休止期間】発表済みの今年の開催は実施。工事中でも開催可能な時期があり、10月に来年の開催日割と同時に発表
≪JRAアプリ≫
スマートフォン用の「JRAアプリ」を9月下旬(予定)にリリースする。注目の機能としてスマホ版詳細出馬表、公式サイトと同様のレースライブ動画の配信があり、競馬場やウインズで購入した馬券をデジタルイメージで保存でき、ネット投票ページと連携し、スムーズに馬券を買える。競走馬や騎手、調教師のデータなどは公式サイトと連動。また、出走取消や馬場状態の変更、G1の枠順確定など利用者が選んだ情報がプッシュ通知で配信される。利用登録が必要で料金は無料、通信費の負担のみ。
≪ウインズ・デー≫
各種イベント等を行う「ウインズ・デー」を4年ぶりに開催。日程は8月19、20日の2日間でJRAの全てのウインズ、エクセルおよびパークウインズで実施。詳細は公式サイト「ウインズ・デー特設サイト」にて。