【札幌新馬戦】砂の良血カリフォルニア ルメールも絶賛フットワーク「乗りやすい」
2023年7月21日 05:05 夏の札幌開幕。新馬戦は土曜5Rのダート1700メートルがオープニングカードとなる。注目は純然たるダート血統のカリフォルニア(牡=伊藤圭)だ。父が16年ドバイワールドCなどダートG1・6勝の名馬カリフォルニアクローム。母は伊藤圭厩舎で管理され、16年関東オークスなど交流重賞を3勝したタイニーダンサー。いとこには17年ジャパンダートダービーを制したヒガシウィルウィンがいる、ダート界のエリート血統だ。伊藤圭師は「乗り込み量は負けないです。お母さんに似て余計なことはしなくなってきている。順調に来ているし、フットワークに柔らかさもあります」と前向きな言葉を並べる。
最終追いは札幌ダートコースでメリヴェイユ(4歳1勝クラス)と併入。力強い走りで4F55秒2~1F12秒6をマークした。騎乗したルメールは「真面目で乗りやすい。いい動きだった。血統的にもこの条件が合うと思う」と本番を楽しみにしている。