【船橋11R・スポニチ賞・習志野きらっとスプリント】キモンルビー今年こそ

2023年7月25日 05:00

重賞連勝を狙うキモンルビー

 (4)キモンルビーで勝負する。前走、川崎で昨年の船橋記念以来となる2個目の重賞タイトルを奪取。抜群のスタートを決めると、短距離戦では圧勝と言っていい3馬身差をつけて逃げ切った。スピード自慢がそろうこの路線の中でも、能力は一枚上だ。昨年の当レースはギシギシに差されて2着だったが、ゴール寸前まで先頭。勝ちに等しい内容だった。連戦続きだった昨年に比べて、今年は休み明け2戦目とフレッシュな状態。【11・4・0・0】の船橋が舞台なら主役の座は渡さない。

 ギシギシが強敵。今年に入りややトーンダウンも、持ち味のダッシュ力に陰りはない。連覇も十分あり得る。前走快勝のブンロートも上位争いを演じる。

 ▼プライルード(藤田師)休養明けだが、順調に仕上がった。この距離のスペシャリスト相手にどこまでやれるかだが、地方馬同士ならチャンスはある。

 ▼ロトヴィグラス(真島元師)詰めると良くないので、間隔を空けて使っている。うまい具合に調整できた。暑いので輸送がうまくいってくれれば。昨年(5着)くらいは走ってほしい。

 ▼キモンルビー(川島一師)前走はいい仕上げで臨めて結果も出せた。その時より追い切りの動きは良かったし、状態は上がっている。スタートを決められれば当然勝ち負け。

 ▼パー(松浦聡師)相手は強くなるが、状態面は変わりない。長距離輸送は以前に小倉へ行っているし問題はない。

 ▼ダノンジャスティス(別府師)調子はいい。このレースを目標に調整して順調に乗り込めた。相手は強いが、掲示板以上を期待している。

 ▼ブンロート(矢野師)この中間も変わりなく順調。いい状態だと思う。ただ、1000メートルは微妙に短い感じ。そこをどう克服してくれるか。

 ▼メンコイボクチャン(渡辺貴師)少し重め残りだった前走よりも、状態ははるかにいい。スタートを決めて先行できれば。

 ▼カプリフレイバー(稲益師)順調だし、調教の動きもいい。ただ気難しい面があるので、自分の競馬ができるかどうか。今回はパシュファイアーを着けて臨む。

 ▼ローウェル(藤田師)前走後はこのレースを目標に間隔を空けて仕上げた。ゲートが鍵になるが、そこをクリアできれば楽しみ。

 ▼サダムスキャット(稲益師)前走は出遅れても先団につけられたので、ここでもスピード負けはしないと思う。どこからでも競馬ができるセンスの良さがある。扱いやすいタイプで、前走後も順調。チャンスはあると思う。

 ▼メイプルシスター(大山寿師)前走後も順調に来ているし、さらに状態は良くなっている。左回りも問題ないし、この相手にどこまでやれるか楽しみ。

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