1着馬に浦和テレ玉杯オーバルスプリントおよび船橋日本テレビ盃優先出走権が与えられる一戦。（14）スマイルウィを信頼する。目下重賞で7戦連続連対中。南関トップクラス相手に際立つ存在感を放っている。当レースは昨年2着でコース適性は十分。主戦の矢野から乗り替わるが、名手・吉原なら心配はいらない。もまれない大外枠も歓迎。隙のない横綱相撲を披露する。

　ダノンスプレンダーが怖い。休み明けかつ、南関転入初戦と厳しい条件だった前走が悪くない結果。一度使った上積みが見込める今回はV争いを演じても驚かない。トライアルの前走を快勝したリンゾウチャネルが3番手。末脚切れるタイムフライヤーも侮れない。

　▼ワールドリング（別府師）南関で実績を残してきた馬で左回りもこなせるので、このレースに挑戦。追い切りは良かった。あとは輸送がうまくいくかどうか。

　▼コパノジャッキー（荒山師）前走はびっくりした。左回りはいいし、ここも一つでも上の着順を目指して頑張ってほしい。

　▼タイムフライヤー（村上師）暑さにも負けずいい状態をキープしている。川崎コースは初めてだが、左回りも大丈夫。勝ち味に遅いがうまく流れに乗れればチャンス十分。

　▼リンゾウチャネル（荒山師）暑さは大丈夫。前走くらいの状態は維持している。中団あたりで競馬ができれば。

　▼ダノンロイヤル（別府師）調子はいい。左回りは久しぶり（JRA在籍時の21年10月以来）だが、心配はしていない。相手は強いが、頑張ってほしい。

　▼ヴァケーション（畠山師）引き続きいい状態をキープしている。前走は相手も強かったが、馬場も向かなかった。外枠は内の馬を見ながら競馬をできるので良さそう。昨年（4着）以上の結果を期待したい。