【神戸新聞杯】ナイトインロンドン 菊花賞切符期待
2023年9月20日 05:18 【東西ドキュメント・美浦=19日】3日間開催の影響で、この日はトレセン全休日。あまりの閑散さにスイッチの入らない鈴木悠だったが、ぼんやり馬場を眺めているとピカピカの体を揺らし快走する馬を発見。神戸新聞杯に向け、事前に申請しWコースでキャンター調整するナイトインロンドンだ。動きを見守った大竹師を直撃すると「北海道から帰ってきても雰囲気は変わらずいい。暑さはへっちゃらですね」と好感触。栗東滞在する関東馬も少なくない中、この馬は美浦で最終追いを行う。「左トモが弱い。普段のケアをしたかったので」と意図を説明した。
ゴールドシップ、オルフェーヴル。名ステイヤーと同じ母父メジロマックイーン。その血統通り、距離を延ばしてからは内容が一変。上がり3F最速の脚で3連勝と強い競馬を見せている。「父はマイラーだったグレーターロンドンですが、スタミナは豊富。やっぱりマックイーンは凄いですね」。偉大な母父が制した菊花賞へ、なんとか権利を獲ってほしいと願う鈴木悠だった。