【神戸新聞杯】武豊「この馬には馬場が硬すぎた」ファントムシーフ逃走3着 西村師は悲観せず

2023年9月24日 16:53

<神戸新聞杯>3着だったファントムシーフ(撮影・平嶋 理子)

 菊花賞トライアルのG2神戸新聞杯は、3番人気サトノグランツ(牡3=友道)が制し、重賞2勝目を挙げた。勝ち時計はレコードの2分23秒5。

 皐月賞3着馬で2番人気に支持されたファントムシーフ(牡3=西村)は3着だった。武豊を背に逃げの手を打ち、1000メートルは1分1秒2とスローペースに。直線も粘ったが、最後にライバルに差された。

 武豊は「やりたい競馬はできたが、この馬には馬場が硬すぎた。そこだけですね」とし、西村師は「(逃げは)作戦通りだったし課題のゲートを決めたのは大きな収穫です。馬体増(前走比12キロ)は成長分で、次の菊花賞はもっと良くなると思うので楽しみ」と前を向いた。

 ▼神戸新聞杯 00年に京都新聞杯が春に移され、関西圏で唯一の菊花賞TRに。07年から芝2400メートル外回り。今年は4年ぶりに阪神で開催された。

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