凱旋門賞第2回登録取消、スプリーウェル回避 日本馬スルーセブンシーズはブックメーカー7番人気

2023年9月26日 19:32

凱旋門賞に挑むスルーセブンシーズ

 フランスの競馬統括機関フランスギャロは26日、午前11時30分(現地時間)に凱旋門賞(10月1日、パリロンシャン芝2400メートル)の第2回登録取消(取消料6000ユーロ=約95万円)を締め切り、アイルランドのスプリーウェル(牡3=J・ハリントン)が新たに登録を取り消した。

 前日の第1回登録取消で15頭となり、この日で登録14頭。16日に英セントレジャーを制した日本産のハーツクライ産駒コンティニュアス(牡3=愛A・オブライエン)が27日締め切りの追加登録(登録料12万ユーロ=約1892万円)を済ませる見込みで、前哨戦ニエル賞の覇者で当初は米ブリーダーズカップターフ(11月4日、サンタアニタパーク芝2400メートル)やジャパンカップ(11月26日、東京芝2400メートル)を視野に入れていたファンタスティックムーン(牡3=独S・シュタインベルク)も乾いた馬場でやれそうな点を考慮し、追加登録の可能性が出てきた。

 大手ブックメーカーの英コーラル社は無敗5連勝中の仏ダービー馬エースインパクト(牡3=仏JC・ルジェ)を1番人気の4倍に設定。日本から唯一、参戦するスルーセブンシーズ(牝5=尾関)は15倍で7番人気となっている。

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