ディープインパクト産駒 今週で新記録2750勝へ!父サンデーサイレンス産駒の最多勝へあと1

2023年9月29日 05:08

種牡馬のJRA通算勝利数ランキング

 どこで並び、いつかわすのか。ドキドキのウイークエンドが始まる。ディープインパクト産駒は先週2勝を挙げ、JRA通算2748勝目を飾った。ディープインパクトの父サンデーサイレンスが持つ産駒最多勝記録2749勝にあと1勝に迫っている。今週は中山、阪神で計11頭がスタンバイ。土曜中山1R(障害3歳上未勝利)にヤマニンガラッシア(牡6=辻)が登場。先週は日曜阪神1Rでキスラーが障害未勝利を制した。この流れで一気に勝利をたぐり寄せるか。

 血統的に華があるのは土曜阪神10R(西宮S)のサンセットクラウド(牡4=矢作)だ。全兄に20年の3冠馬コントレイルを持つブラッドライン。前走の丹頂Sは3着、格上挑戦で結果を残した。荒木助手は「このレースまでにディープインパクト産駒の出走があるんですね」と前置きした上で「北海道帰りですけど、疲れはないですね。今年になってから坂路で動けるようになってきました。3勝クラスなら上位に来る力は持っています」と好ムード。このレースはディープインパクト産駒3頭出し。記録更新が懸かっているなら、大注目の一戦となる。

 《中山日曜10R茨城新聞杯出走のウィズグレイス好舞台》東の注目ディープ産駒は茨城新聞杯(中山日曜10R)に出走するウィズグレイス(牝4=国枝)。近2走は平たんコースで切れ負け。3走前に逃げ切った中山芝2000メートルに替わるのは大歓迎だ。国枝師は「ストライドが大きいタイプで、瞬発力を武器にしたお父さんとは違うタイプ。前走を使って状態はいいよ」と評価。「うちにもまだ何頭かディープ産駒がいる。直に達成するんじゃないかな」と記録更新に期待した。

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