【毎日王冠】ジャスティンカフェ 3項目クリアに57キロ好材料
2023年10月3日 05:26 今週から舞台を替え、東京&京都が開幕。伝統のG2「第74回毎日王冠」はG1馬2頭を含む豪華メンバーだ。幾多の名勝負が繰り広げられた東京1800メートル戦を制するのはあの馬だ。
【臨戦】
前走は重賞に出走していることが絶対条件だ。過去10年の連対馬20頭に該当する。3着までに対象を広げても14年3着スピルバーグの前走・メイS1着のみ。舞台となる東京芝1800メートルはマイラーに加え、中長距離馬も参戦してくる。例年、メンバー層が厚く、見応えあるレース展開が繰り広げられる。ステップ別では安田記念組が【3・3・2・15】と最多勝利数を挙げているが、エプソムC組は【2・2・2・6】と出走数の違いはあるものの、勝率16・7%、連対率33・3%で安田記念組をしのぐ。同舞台のエプソムCを臨戦に秋初戦を迎える馬を積極的に狙っていきたい。
【年齢】
年齢別では3歳、4歳、5歳世代がそろって3勝。出走数が最も少ない3歳(15頭)の勝率、連対率がリードしている。エエヤン、エルトンバローズが該当するが、いずれも古馬と初対戦。割引は必要か。昨年は5歳サリオスが優勝。実戦経験が豊富な古馬を優位に見立てたい。
【リピーター】
当レース過去5年を見ると18年覇者アエロリットが翌19年2着。19年1着ダノンキングリーが21年2着に好走した。20年1着サリオスは22年を合わせ当レース2勝。歴史は繰り返す。21年1着シュネルマイスター、22年2着ジャスティンカフェが該当する。
【結論】
5歳ジャスティンカフェとシュネルマイスターが有力候補。G1勝ちの実績面からシュネルマイスターが優位に立つが、重量が1キロ軽いジャスティンカフェを狙ってみたい。前走・エプソムCはメンバー最速の上がり3F34秒3で快勝。【1・2・0・1】の1800メートルで2度目の重賞Vが見えた。 (データ班)