【BCクラシック】2番人気アルカンジェロ、出走取消からの引退…種牡馬入り G1・2勝
2023年11月1日 02:40 米G1ブリーダーズカップクラシック(11月4日、サンタアニタパーク、ダート2000メートル)のモーニングライン(主催者発表の想定オッズ)で2番人気の4.5倍に設定されていたアルカンジェロ(牡3=J・アントヌッチ、父アロゲート)は態勢が整わないため10月31日、出走取消となった。
米デイリーレーシングフォーム紙はオーナーであるブルーローズファームのジョン・エバート氏への取材を基に、このまま引退し、レーンズエンドファーム(ケンタッキー州レキシントン)で種牡馬入りすると報じた。
左後肢に熱感があったことから29、30日と馬場入りせず。この日になって、いくらか症状が改善したもののレースまでの日数を考えれば万全の状態で臨むことは難しく、出走を見送ることになった。
デビュー3戦目の未勝利勝ちからG3ピーターパンS、クラシック3冠最終戦のG1ベルモントSと連勝。夏のG1トラヴァーズSで連勝を「4」に伸ばし、それがラストランになった。通算6戦4勝。父アロゲートの血を次の世代につないでいく。