ショウナンラピダス 非凡な末脚 センスの良さ光るジークルーネ
2023年10月31日 05:24 【新馬戦総括】3場で10鞍が行われた。先週と同じく、全て違う父が勝ち上がった。やはり種牡馬戦国時代の縮図を思わせる。今週のキラ星は東京から。土曜芝1600メートル戦を勝ち上がったショウナンラピダスは昨年のセレクトセールで2億円超えの高値をつけた評判馬。ラスト2F11秒6→11秒1のレースラップを外から差し切り。ゴール前は抑える余裕もあり、上がり3F33秒2と非凡な末脚を見せた。ケンタッキーオークス馬キャスリンソフィアの半弟。注目の良血が幸先のいいスタートを切った。
同じく土曜の芝1400メートル戦を制したジークルーネは3番手から差し切り。前半3Fが36秒3とこの距離にしては緩いペース。それでも道中はピタリと折り合いがついていた。センスの良さが光る。半兄に今年の青葉賞勝ちのスキルヴィングを持つ。今後どのような距離を選択していくのか注目だ。