【阪神JF】収穫てんこ盛りの矢作厩舎ドナベティ

2023年12月6日 05:26

 【G1ドキュメント・栗東=5日】昨年の阪神JFは新馬、アルテミスSと連勝中の矢作厩舎ラヴェル(11着)に◎を打った。名門厩舎から今年はドナベティがスタンバイ。新谷は前走・ファンタジーS(9番人気2着)で自信の本命馬として推奨したこともあり、気になる存在だ。火曜朝、自然と足が矢作厩舎に向かった。

 ドナベティを手がける福岡助手は21年パーソナルハイ(16着)、昨年のラヴェルに続き、3年連続参戦となる。「担当馬が3年続けて出走してくれて本当にうれしいです」とまずは感謝の気持ちを伝えた。関西エリア初参戦の前走は前半3F通過が34秒1と締まった流れ。中団で脚をため、直線は内を突いて2着に追い上げた。「折り合いがついて最後もいい脚を使ってくれた。あの内容ならマイルも大丈夫だと確認できました」と距離克服の手応えを口にした。それ以上に福岡助手が収穫大と強調するレースが武豊が騎乗した2走前のすずらん賞だ。新馬、クローバー賞とは一転、後方待機策。大外から上がり最速の3F35秒1で差し切った。「豊さんが控える競馬で持ち味を引き出してくれて、あの勝利は凄く大きかったです」と振り返る。

 前走後は京都府の宇治田原ステーブルへ、約2週間の放牧。帰厩後は順調に稽古を積んでいる。「一度使っているので、きっちり仕上がっています。前走で当日輸送をクリア。メンタルの強さもこの馬の長所だと思います」と強調した。大舞台を前にしても福岡助手に気負いは一切ない。新谷は今年も矢作厩舎に懸けてみたくなった。

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