【AJC杯】ラーグルフ 得意の冬だ “強力5歳世代”の実力馬が昨夏札幌記念以来の実戦へ
2024年1月16日 05:28 5歳の実力馬ラーグルフがAJC杯(21日、中山)で始動する。
昨年は8月札幌記念8着後、10月毎日王冠を予定していたが自重。宗像師は「暑さもこたえていたと思います。体温も平熱より高めで夏の疲れもあったと思うので、しっかり休ませました」と経緯を説明する。
先週11日はWコースで5F67秒9~1F11秒4(強め)と強烈な伸び脚で力強く先着。同師は「動きは良かったし、だいぶ戻ってきましたね。体も500キロ台(前走・札幌記念は498キロ)はあって、走れる体になっています」と復調に目を細める。
4歳の昨季は1月中山金杯優勝→2月中山記念2着と厳寒期に大活躍した。「以前のやんちゃな面はなくなってきました。距離も2000メートルまではこなしているし、コントロールも利くので2200メートルでも頑張ってほしいです」と指揮官。イクイノックス、ドウデュースとも戦った強力5歳世代の実績馬が、得意の“冬の中山”で重賞2勝目を見据えている。