【フェブラリーS】地方勢の最先着はミックファイアの7着 矢野「競馬の幅が広がった」
2024年2月18日 17:39 JRAの24年G1開幕戦、フェブラリーSは11番人気のペプチドナイル(牡6=武英)が制し、G1初制覇を飾った。
99年メイセイオペラ以来、25年ぶりの地方馬による勝利を狙った地方勢は大井のミックファイア(牡4=渡辺和)の7着が最高。騎乗した矢野は「久々のマイルで一線級のペースに戸惑ってしまいました。それでも直線は内で囲まれたことで、競馬の幅が広がったと思います。良い競馬でした」と話した。
兵庫のイグナイター(牡6=新子雅)は11着。西村淳が「思っていたようなポジションを取れたが、距離もあって伸び切れなかった。それでもいいチャレンジだったと思う」と言えば、13着だった浦和のスピーディキック(牝5=藤原智)の御神本は「ついていった分しまいが甘くなった。もう少しじっくり行った方が良かったかも」と話した。
▼フェブラリーS 84年に創設されたG3「フェブラリーハンデキャップ」が前身。94年にG2格上げ、レース名が「フェブラリーS」に変更された。97年にJRA初のダートG1格上げとなり、初代王者はシンコウウインディ。99年に岩手のメイセイオペラが地方馬の初勝利を飾った。