JRA初の女性場内実況 藤原菜々花アナ「凄くうれしい」も満足度は…羽生結弦さん企画でも話題の過去

2024年3月3日 17:24

ラジオNIKKEIの藤原菜々花アナウンサー(提供写真)

 3日の中山3RでJRAで初めて女性アナウンサーによる場内実況が行われた。

 ひなまつり当日にデビューしたのはラジオNIKKEIの藤原菜々花アナウンサー。最終レース終了後に取材に応じ、「金曜の夕方に場内実況をやることを聞いて、土曜からそわそわしていました。入社してから4年間、場内実況を一番の目標にしていたので凄くうれしいです。今日の満足度は0です。この経験を次に生かして頑張りたいと思います。まずは目の前の1レース、1レースを大切にしたいですが、いつかは牝馬限定のG1の実況ができたらいいなと思います」と話した。

 藤原アナは22年、フィギュアスケートで14年ソチ、18年平昌と五輪連覇を達成した羽生結弦さんの歴代プログラム曲などをノンストップで放送する「こだわりセットリスト特別編~羽生結弦選手特集」を企画。羽生さんのファンからも名を知られた存在だ。

 競馬に興味を持ったのは、入社した20年。同年に牡馬クラシック3冠を成し遂げたコントレイルに魅了された。年明けにはラジオで実況デビューを果たしていた。コントレイル産駒が駆ける様子を伝える日も、きっとくる。

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