【金鯱賞】高杉 ワイドエンペラーで重賞騎乗新人一番乗り「いろいろ吸収して学びたい」

2024年3月8日 05:23

金鯱賞で重賞初騎乗となる高杉吏麒(撮影・亀井直樹) 

 先週デビューしたルーキー・高杉吏麒(りき、18=藤岡)が同期一番乗りで重賞に騎乗することが決まった。

 格上挑戦となる自厩舎ワイドエンペラーとのコンビで金鯱賞に参戦。高杉は「藤岡先生、オーナーに感謝の気持ちを持って乗りたい。このチャンスを無駄にせず、いろいろなものを吸収して学びたいです」と思いを口にした。

 デビュー週は小倉で土日合わせて4鞍騎乗し、初騎乗だった土曜2Rではファイツオンでハナ主張から逃げ粘って首差2着と見せ場をつくった。「緊張もあったので冷静に乗れるように頑張りたい」と意気込む。

 パートナーとは6日のCWコースでコンタクトを取り、5F71秒1~1F11秒4を馬なりで刻んだ。鞍上は「いい馬だと感じました」と好感触を口にする。ここ3走、3勝クラスながら上がり3F最速をマーク。師匠の藤岡師は「オーナーと相談して(騎乗を)決めました。レースがしやすい馬だし流れ次第だと思う」とエールを送った。

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