【船橋・京成盃グランドマイラーズ】ギガキング7度目の重賞制覇!3馬身差圧勝

2024年3月8日 05:00

3馬身差の圧勝を飾ったギガキング

 「第27回京成盃グランドマイラーズ」が7日、船橋競馬場で行われた。1番人気のギガキングが直線差し切り優勝、7つ目の重賞タイトルをつかんだ。同馬と2着ナニハサテオキには「第36回かしわ記念」(Jpn1、5月1日、船橋)への優先出走権が与えられた。

 「調子は良かったし、展開も向きそうだったので内心期待していた」と笑顔でレースを振り返ったのが稲益師。その言葉通りの圧勝劇だった。

 スタート直後に右ステッキを2発入れて外から4番手に取り付くと折り合い重視でジッと我慢。3番手のアランバローズをマークするように流れに乗った。そのアランの仕掛けに乗るように3角手前から手綱を動かして追い出すと一気にトップスピードに。直線を向いて馬場の真ん中に持ち出すと右ステッキ2発でアランを捉え、残り100メートルで先頭に立った。ゴールしてみれば2着に3馬身差をつけていた。

 「いいポジションにつけられたし流れに乗れた。反応良く伸びてくれた」と会心の一戦に和田も興奮気味。次走は「権利を獲ったJpn1に直行する」(稲益師)。この日の勝ち時計が破格の1分39秒5。これなら今度こそ打倒JRA勢を期待してもよさそうだ。

 ◆ギガキング 父キングヘイロー 母ウルフコール(母の父バブルガムフェロー) 牡6歳 船橋・稲益貴弘厩舎 馬主・Heroレーシング 生産者・北海道新ひだか町の谷藤弘美氏 戦績33戦14勝(南関東24戦11勝) 総獲得賞金1億6546万円。

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