【大阪杯】タスティエーラ 復活のメロディー奏でる 調教過程見直しで万全の仕上がり
2024年3月31日 05:29 高松宮記念は◎△▲で的中しました!SNSではX(@equa_vtuber)の住人エクアです。
「大穴系」とうたいながら申し訳ありませんが、今回は人気馬を軸とします。
◎タスティエーラ。
クラシック2、1、2着で現4歳牡馬の筆頭。ちまたでは世代比較で現4歳が低調とささやかれますが、理由の一つがタスティエーラの有馬記念。秋2走目と余力十分で出走しながら6着と掲示板にも入れず。直線で不利があったにせよ、もうひとつの内容だったことは否めません。
改めて有馬記念を検証しましたが、スタートから二の脚にかけての序盤が全く鈍かった。当時の追い切りは時計も見た目も悪くなかったとはいえ、木曜の予定を水曜に早めて通常より強め。このあたりは個人の感覚になりますが、良化途上ゆえ攻めに出て、結果として完調に至らなかったとみました。
対して今回はWコース半マイル上がり重点のいつものスタイル。併走でなく単走だったのは、これ以上の気合乗りが必要ないからでしょう。有馬記念時とは明確に調教過程が違います。堀師は「9分から9・5分」と仕上がりを表現しました。コメントが誠実な堀師の言う9分以上なら十分。
長い距離が続いた後の2000メートルでも、この気配なら二の脚も復活するはず。皐月、ダービーがそうだったように、本領発揮は先行してこそ。巨視的な世代比較論を個々の馬に当てはめるのは無意味です。現4歳牡馬の筆頭が、それを証明します。(Vチューバー)