【船橋11R・かしわ記念】キングズソード春のマイル王!

2024年5月1日 05:00

キングズソード

 (13)キングズソードを中心に据える。3走前にJBCクラシックを圧勝。能力の高さを見せつけた。前走フェブラリーSは直線で前が壁。エンジン全開とはいかない中、0秒3差の5着なら悪くない。今回の船橋はJBCの大井と同じ、時計を要する豪州産の白い砂。条件が好転する上、当時の鞍上モレイラが手綱を取るのも心強い。直線、豪快に突き抜けて春のマイル王の称号を手に入れる。

 クラウンプライドが続く。22年の日本テレビ盃2着で舞台適性は十分。先行力があり、マイルへの距離短縮が吉と出る可能性は高い。昨年の2着馬タガノビューティーが3番手。前走で復調ムードを漂わせた昨年の南関東3冠馬ミックファイアも軽視禁物だ。

 ▼ウィリアムバローズ(上村助手)鉄砲駆けするタイプだが、稽古もしっかり動けていて態勢は整っている。トモ(後肢)がしっかりして左回りもこなせると思う。1800メートルがぎりぎりなので、距離短縮はいい。コーナリングが上手なのでコース形態も良さそう。

 ▼タガノビューティー(西園正師)稽古はしまいがいい時計で動きも良かったね。状態はいい。最後は確実にいい脚を使ってくれるし、昨年2着に頑張ってくれた実績ある舞台で期待している。

 ▼キャッスルトップ(渋谷師)最終追い切りはテンから飛ばして最後は止まってしまった。絶好調からは遠いが、この追い切りで変わってくれることを期待。

 ▼オメガレインボー(小久保師)硬さが解消して悪くない状態。前が速くなって末脚が生きる流れならチャンスは出てくると思う。

 ▼シャマル(松下師)前走が強い勝ち方。レース後のダメージもかきつばた記念の時ほどではなかったし、状態はさらに上向いている。舞台は昨年に経験しているし、状態の良さを生かしてどこまでやれるか。

 ▼ミックファイア(渡辺和師)体の張りが出て、いい頃のうるささが戻ってきた。フェブラリーSの時よりも状態はいい。今の船橋は大井よりも時計が速いし、いい競馬を期待。

 ▼クラウンプライド(新谷師)ここ2走はG1で相手がそろっていた。チャンピオンズCは夏負けの影響、サウジCは前半に少し速く行き過ぎたかな。戻ってきてからは順調。マイルは久々だけど、1周するコース形態なので特に心配はしていない。

 ▼カジノフォンテン(玉井昇師)雰囲気はいい。強い相手に休み明けでどれだけやれるか。そのあたりが鍵。

 ▼ギャルダル(川島一師)いい状態で臨める。現状短い方がいいが、マイルにも対応できるはず。以前使った時よりも成長しているし、今の出来でどこまでやってくれるか。

 ▼ペプチドナイル(武英師)前回は横綱相撲の競馬。その後も順調。1週前の稽古も馬場が重たい中でしっかり走れていた。ようやく心身がかみ合ってきた。今の感じならここでも十分、勝負になると思う。

 ▼ギガキング(稲益師)前走は展開も向いたが、強い競馬だった。その後も順調で変わったところはない。前走くらい走れればいい勝負ができると思う。

 ▼リュードマン(玉井昇師)調子は悪くない。一つでも上の着順を目指して頑張ってほしい。

 ▼キングズソード(寺島師)元々、体調に変化がないタイプだが、順調に調整を進められている。ここ2走は5着とはいえ、内容は悪くない。マイルでコーナー4度の舞台も合うと思う。

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