【ヴィクトリアM】8着ナミュールの高野師「3角過ぎで接触してバランスを崩してしまった」

2024年5月12日 16:28

<ヴィクトリアM>返し馬に臨む武豊騎乗のナミュール(撮影・河野 光希)

 古馬牝馬のマイル女王決定戦、ヴィクトリアマイルは、14番人気テンハッピーローズ(牝6=高柳大)が制し、G1初制覇を飾った。

 2番人気に推されたナミュール(牝5=高野)は8着に敗戦。スタートで出遅れ、道中は最後方付近を追走。直線はじわじわと伸びたが、前が止まらない馬場で序盤のロスは痛恨だった。

 管理する高野師は「3角過ぎで接触してバランスを崩してしまった。取り戻しきれなかった。G1という極限の勝負ではわずかなアクションでも痛かった」と振り返った。

 ▼ヴィクトリアマイル 牝馬の引退時期の晩年化に対応するため、エリザベス女王杯の4歳以上への開放などに続いて、春の古馬牝馬路線の充実を図る目的で06年に創設された。

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