【佐賀・大分川賞】29日発走 タケノサイコウ重賞4度目Vへ! 予想印を公開

2024年6月28日 12:00

近況快音が響いていないが底力は十分のタケノサイコウ

 佐賀競馬6月29日メインカードは準重賞の「大分川賞」(距離1300メートル・6R・17時15分発走)。佐賀短距離重賞路線でも奮闘している面々で実力差も僅差とありV争いは一層、熱を帯びる。

 ◎④タケノサイコウ 21年7月JRAでデビューし芝2戦を経て翌月には佐賀へ転入。転厩初戦から21年11月2歳「カペラ賞」、22年2月3歳「JRA交流たんぽぽ賞」の重賞2Vを含めて破竹の9連勝を飾った。そして昨年10月には1400メートル「佐賀オータムスプリント」で3度目の重賞Vをゲット。今年は2月準重賞「唐津湾賞」と特別戦5戦に出走したが快音は響かず。それでも底力は十分にあり一発は期待できる。

 ◯⑤アビエルト 19年6月にJRAでデビューし中央時代は芝をメインとして3勝。昨年7月には中京「CBC賞GⅢ」にも挑戦した(12着)。ダートは19年9月阪神1200メートル戦で4着と、22年3月中京1200メートル戦で9着の2走のみで今年6月に新天地の佐賀へ。転籍初戦の前走1300メートル重賞「佐賀がばいスプリント」は勝ったテイエムフェローから0秒2差の2着と奮闘。佐賀ダート適正は申し分なく佐賀初勝利へ好位から機会をうかがう。

 ▲①ダイモーン 22年3月JRAから佐賀へ。転厩当初は1750、1800メートル戦で好走していたが、22年夏からは1300、1400メートル戦を主戦場としている。前走まで1300メートル戦は1勝、1400メートル戦は4勝。重賞は1400メートルの昨年7月「吉野ヶ里記念」5着、11月「ウインターチャンピオン」4着がある。今年は10戦して勝ち星はないが、今月はA1・A2クラスの1300メートル戦で3着、1400メートル戦で2着と状態は上昇傾向にあり目が離せない。

 ☆②ラヴィータエベラ 20年10月北海道でデビューし2戦すると翌月には佐賀へ。佐賀では転厩初戦から1400メートル戦を3連勝。翌年4月にはJRAの舞台へ。中央時代は3勝をマークし昨年11月に佐賀に再転入してきた。その後は5月1800メートル重賞「佐賀スプリングカップ」、前走6月重賞「佐賀がばいスプリント」を含めて1300~1800メートル戦を8戦したが馬券絡みはなし。それでも今回は組みしやすい相手関係で変わり身があっても何ら不思議ではない。

 △③キングキャビア 19年に北海道でデビューして翌年船橋へ。20年6月大井3歳重賞「優駿スプリント」で3着など3歳春は充実の時を過ごした。その後はJRAの舞台も経験するがピリッとせず22年暮れに佐賀に転入。佐賀重賞は900~1400メートル戦を8戦して最高位は昨年10月「佐賀オータムスプリント」3着。前走重賞「佐賀がばいスプリント」は大敗を喫したが、前々走まで佐賀ではしぶといレースを続けてきただけに侮れない。

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