8、9日にセレクトセール 昨年はコントレイル産駒に5・2億円 キタサンブラック産駒も高騰 今年は…

2024年7月7日 17:00

昨年のセレクトセールで5億2000万円で落札されたコントレイル産駒のコンヴィクション2の2023(手前)(C)Japan Racing Horse Association

 日本最大級の競走馬セール「セレクトセール2024」は北海道苫小牧市のノーザンホースパークで8日に1歳、9日に当歳のセリが行われる。

 同セールは日本競走馬協会が主催。98年に第1回が開催され、第1回から50億円に迫る取引総額を記録した。厳選された良血馬が数多く上場され、国内外の競馬関係者の注目を集めている。

 これまでの落札額の1位は、06年当歳セールのディナシー(牝、父キングカメハメハ、母トゥザヴィクトリー)で6億円。同馬はデビューできずに繁殖入りした。

 1歳の最高価格は20年のショウナンアデイブ(牡、父ディープインパクト、母シーヴ)で5億1000万円。現在5歳の同馬は現役でこれまで21戦3勝、総獲得賞金は7427万2000円となっている。

 05年に無敗で3冠を獲得したディープインパクトは02年当歳セールで7000万円だった。

 昨年はディープインパクトを父に持つコントレイルの初年度産駒「コンヴィクション2の2023」に、歴代3位となる5億2000万円の値がついた他、イクイノックスを輩出したキタサンブラックの産駒にも高値がついた。

 今年のセレクトセールにも大きな注目が集まる。(金額は税抜き)

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