【佐賀・スポニチ杯第26回吉野ヶ里記念】28日発走 テイエムフェロー重賞3連続Vへ! 予想印を公開

2024年7月27日 12:00

距離を問わず勝負強さは一枚上のテイエムフェロー

 佐賀競馬短距離路線、夏のスプリント重賞「スポニチ杯第26回吉野ヶ里記念」(距離1400メートル、1着賞金600万円)が28日8R(19時15分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。1、2着馬には来たる8月29日佐賀競馬2大レースの一つ「第24回サマーチャンピオンJpnⅢ」の優先出走権が付与される。

 ◎⑤テイエムフェロー 22年5月JRAでデビューして短距離路線を歩み2勝。今年2月佐賀に移籍してくると2戦目の1400メートル戦、続く1300、1400メートル戦と3連勝を果たした。3走前の4月1400メートルのA1・A2特別の「六角川特別」は3着止まりだったが、前々走初の中距離1800メートル戦の5月「佐賀スプリングカップ」を逃げ切って重賞初出場初Vを飾った。続く6月1300メートル新設重賞「佐賀がばいスプリント」は2番手から早めに抜け出し重賞2連続Vを達成。距離を問わず勝負強さは一枚上。ここも重賞3連続Vへ主導権をがっちりと掌握するとみた。

 ◯④アビエルト 19年6月にJRAでデビューし中央時代は芝レースで3勝。昨年7月には中京「CBC賞GⅢ」にも挑戦した(12着)。ダートは19年9月阪神1200メートル戦で4着と22年3月中京1200メートル戦で9着の2走のみで今年6月に新天地の佐賀へ。転籍初戦の重賞「佐賀がばいスプリント」は勝ったテイエムフェローから0秒2差の2着と奮闘。いきなり佐賀ダート適正の高さを猛アピールした。続く前走1300メートルの準重賞「大分川賞」は1番人気に推されたが、堂々たる逃げで2着に4馬身差をつけて佐賀初勝利を飾った。先行するにしろ前団好位で運ぶにしても反応は良く、重賞初Vへ逆転を図る。

 ▲⑥フェブキラナ 20年10月にJRAでデビューし昨年3月に佐賀へ身を移してきた。重賞デビューは昨年5月「佐賀スプリングカップ」で4着。以降は主に1300、1400メートル戦で存在感を示しており5、6月のA1・A2クラス戦は全て2着に1秒以上の差をつける3連逃劇もあった。前々走6月重賞「佐賀がばいスプリント」は3、4番手で運んで前2頭には大きく離されたが、3着に入った。続く前走7月今大会の前哨戦でもある1400メートル準重賞の「遠賀川賞」は3番手からテンポ良く運んで最終コーナーでは先頭に立ち、きっちり1番人気に応えた。重賞初Vへ時は満ちている。

 ☆⑧シゲルタイタン 19年6月JRAでデビューし4勝をマーク。その後、川崎を経て昨年10月に佐賀に転入。転厩初戦の1400メートル重賞「佐賀オータムスプリント」でいきなりクビ差の2着と好走。前々走6月重賞「佐賀がばいスプリント」、前走7月「遠賀川賞」はいずれも5着と馬券には絡めなかったが、直近の1400メートル3戦はいずれも1分28秒0と上々のタイムでまとめており争覇圏内にいる。

 △⑩テイエムフォンテ 21年10月JRA芝でデビュー。以降はダート主体も芝、障害レースにも出走。中央時代は22年8月地方交流の園田3歳特別1400メートル戦、23年1月中京1800メートル戦とダートで2勝を挙げた。今年6月に佐賀に転入。転厩初戦の前々走1400メートル戦は2番手で前を見ながらレースを進め3コーナー辺りからグイグイ加速。2番手に1秒9差をつける圧勝劇を演じた。続く前走7月1750メートルのB級特別「向夏特別」は早めに先頭に立って粘り込んで連勝。底力は間違いなくあり侮れない。

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