【新潟9R新潟ジャンプS】ホッコーメヴィウスは4度目の重賞V 鞍上の小牧加は嬉しい重賞初制覇を飾った

2024年7月27日 18:51

<新潟9R新潟ジャンプステークス>最終障害を飛越するホッコーメヴィウス(撮影・郡司 修)

 27日の新潟9R・新潟ジャンプS(3250メートル) 障害重賞「第26回新潟ジャンプS」(J・G3)が新潟9Rで行われた。2番人気のホッコーメヴィウス(セン8=清水久、父ダイワメジャー)が4回目の重賞勝利を収め、騎乗したデビュー3年目の小牧加矢太(27=音無)は20度目の挑戦で念願の重賞初制覇を達成した。

 好スタート決め主導権を握った。小牧加は「この馬の展開に持ち込めました」。その後も安定した飛越を見せ最終障害を越え、むかえた直線。外から迫ってきたサクセッションの猛追を振り切ってゴール板を駆け抜けた。

 「ゴール前は何とか粘ってくれと思っていましたが4角ではまだもう1つ上がる感じもあった。(8歳馬で勝利)さすがです。衰えていないと思います」と初コンビを組んだ相棒を称えた。初の重賞制覇については「大きいレースを勝ちたいと思っていたが、任された仕事を冷静にこなすという思いで乗っていた」と淡々と振り返った。

 父の小牧太(56)は8月1日から古巣の兵庫県競馬に復帰。先週の小倉12RではJRA所属騎手として最後の騎乗で劇的勝利。その一週間後の新潟で、今度は息子がメモリアルVを決めた。 

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