盛岡11R【主力伯仲】今年は5頭参戦する遠征勢から大井（6）マンダリンヒーローを中心視。盛岡芝を走らせたかった陣営だが、ダートに変更開催の前走で好走したようにマイナス要素は全くない。重賞ハイセイコー記念Vを含めて【2・1・0・0】のマイル戦。過去10年で8勝を挙げる他地区勢がダート変更でも結果を残す。

　岩手グランコージーの逃げ切りに警戒したい。3、4走前のようにハナを切ってこそ力を出せる馬。近2走は度外視していい。最内枠から先手さえ奪えば、多少ペースが速くなってもしぶとさを発揮する。末脚秘める大井ヴィゴーレが3番手。昨年の盛岡芝重賞・せきれい賞覇者だがダートも不問。後方で脚をためたいタイプだけに展開の助けがあれば一気に伸びる。岩手初勝利を決めて、さらに上昇示すライアン、芝の当レースを2連覇中のアトミックフォースにも要注意。

　▼グランコージー（千葉幸師）ダート変更になったので出走を決めた。相手が強かったとはいえ前走も逃げられなかった。今度はハナを切るのに絶好の最内枠。初騎乗の鞍上（村上忍）にも期待したい。

　▼ライアン（佐藤浩師）追い切り時計の良さから具合は良さそう。ダートで勝った前走だが時計の出やすい馬場だったのがどうか。それにマイルも微妙。ただ広い盛岡コースは合うし、前走で他地区馬を負かした強さを見せられれば。

　▼アーバンキッド（小林俊師）芝狙いだったけどダートでも問題はない。状態は悪くないから、後は相手関係だけだと思う。

　▼ジェットモーション（板垣師）芝を使いたかっただけにダートになるのはどうだろう。入着があれば上出来だと思う。

　▼ギャレット（佐藤浩師）前走の直線の伸びから芝で走りたかった。距離は問題ないがダートの今回は相手が強いイメージ。力を出して頑張ってほしい。

　▼ゴールドギア（伊藤忍師）状態は変わらず順調に来ている。前走は馬場が悪過ぎたし参考外。道中で好位置につけて、この馬の末脚を生かす競馬をしたい。

　▼スズカゴウケツ（千葉幸師）前走の状態は維持している。今回も遠征勢が相手になるけど前走の着差から乗り方次第で十分やれると思っている。