WASJ出場のサンチアゴが札幌競馬場を下見 「馬も私も200%の力を出せるように」
2024年8月23日 11:50 24、25日に札幌競馬場で開催されるワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)の出場騎手であるデルフィンヌ・サンチアゴ(45=仏国)が同競馬場を訪れ、芝、ダートコースを下見して感触を確かめた。
「とてもきれいで、とても整備されている印象でした。素晴らしい施設だと感じました」とうなずく。今回が初来日で、22日早朝に到着した。今年6月には女性騎手初のフランス通算700勝を達成。日本で活躍するルメールとは同じ45歳、フランスでは同期であり親しい間柄だった。「いろいろと情報は聞いています。彼の活躍はよく知っているし、彼のキャリアをたどれればと思っています」と笑みがこぼれた。
ルメールが主戦だったイクイノックスの存在はもちろん知っていて「走りっぷりが凄い。シルクの勝負服を着たいぐらい」と目を輝かせた。「ナーバスな馬であれば、道中はリラックスさせて走ってしまいの脚を出せるように。乗り気な馬でない場合は、自分のエネルギーを伝えるつもりで、馬を鼓舞して馬の200%の力を発揮させるように、あらかじめ持っている知識をレースに生かしたい。馬も私も200%の力を出せるように」とセースルポイントを挙げた。
同騎手は1995年に騎手デビュー。翌年から2002年まで7年連続で女性騎手リーディングを獲得した。今週土日はWASJでの4鞍を含めて計8鞍に騎乗する予定だ。