唯一の女性騎手サンチアゴ「200%の力出せるように」 WASJウエルカムセレモニー
2024年8月24日 05:10 国内外のトップ騎手が覇を競う「2024ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」が24日、25日に札幌で行われる。土曜10、11R、日曜10、12Rの4レースの着順ポイントにより個人戦と対抗戦(外国、地方騎手のWAS選抜対JRA選抜)を実施。23日に札幌市内のホテルでウエルカムセレモニーが行われた。
今年出場の唯一の女性騎手となるサンチアゴは初来日。6月に女性騎手初のフランス通算700勝を達成した名手は「自分のエネルギーを伝えて、馬も私も200%の力を出せるように」と自身のセールスポイントをアピールした。日本で活躍するルメールとは同じ45歳、フランスでは同期であり親しい間柄。「いろいろと情報は聞いています。彼の活躍はよく知っているし、彼のキャリアをたどれればと思っています」とニッコリ。
会見で通訳を務めたルメールは「彼女はたくさん経験をしています。女性の勝利の記録を持っていて、メンタルが凄い。体は小さいけど、筋肉があるね。乗る時は凄い一生懸命」と紹介した。
短期免許制度の成績要件が変更され、外国人騎手は今年のWASJで5位以内に入れば25年度のJRA短期免許を取得できる。モレイラは「私にとって非常にいいチャンスですね。5位以内に入れば取得の可能性があるということで、力を尽くしてやっていきたい」と意気込みを語った。