【新潟記念】57キロのキングズパレス逆転夏王者へ!好成績5歳で主力ローテ七夕賞組

2024年8月27日 05:14

キングズパレス

 今週はサマー2000シリーズ第5戦「第60回新潟記念」を取り上げる。文字通り、夏王者を懸けた最後の越後決戦。今年も七夕賞Vのレッドラディエンスなど好メンバーが集まった。過去10年の傾向を徹底分析したデータ班が、あぶり出した勝ち馬は?

 【ステップ】勝ち馬の数は小倉記念が【3・0・3・17】で最も多く、優勝馬3頭は小倉記念1、2、6着だった。今年同レースでただ1頭のファユエンは8着と微妙な成績。ダービーは【2・0・0・3】と好成績だが今年不在。七夕賞が【1・2・0・15】、天皇賞・春が【1・1・0・2】と連対実績。マーメイドSは【0・0・0・1】と参戦自体が少ない。

 【年齢】3歳が【2・0・1・6】、4歳が【2・3・4・22】、5歳が【3・4・2・41】、6歳が【2・1・1・33】。効率良く好走しているのは3歳で18年ブラストワンピース(ハンデ54キロ)、昨年ノッキングポイント(同54キロ)はいずれもダービーをステップに軽量も生かしてV。連対数では最多7連対の5歳が主力。

 【ハンデ】54キロで先述の3歳2頭が優勝しているが、古馬の優勝馬8頭は55キロ以上のハンデを背負っていた。55と56キロが各3勝。57と57・5キロが各1勝。58キロは【0・2・0・3】で2着まで。ハンデは軽過ぎても駄目。古馬だと55~57キロが理想ゾーン。

 【実績】優勝馬10頭は全て「重賞で1~3着以内」の重賞好走実績があった。今年この条件に該当しないゴールドプリンセス、ジューンアヲニヨシ、セレシオン、バラジ、ファユエンはデータ的には厳しいと言わざるを得ない。

 【結論】悲願の重賞初Vを目指すキングズパレスを推す。好成績の5歳で主力ローテの七夕賞組。新潟2000メートルでは春の新潟大賞典(2着)で好走したばかり。何より、七夕賞で同じハンデ57キロだった勝ち馬レッドラディエンスが増量され、2頭間ではキングズの方が1・5キロ軽くなった。逆転夏王者へ爆走だ。

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