【盛岡11R・ビューチフルドリーマーカップ】大井のラブラブパイロ 展開向く

2024年9月1日 09:30

大井ラブラブパイロが息の長い末脚を生かす

 3歳上牝馬による地方交流重賞はグランダムジャパン古馬秋シーズン第6戦。過去10年全て遠征勢が勝っており、他地区から7頭参戦する今年は大井(6)ラブラブパイロを主役に推す。息の長い末脚がこの馬の持ち味。前走の門別重賞は後方からの捲りが見事に決まった。逃げ、先行馬がそろい流れが速くなれば展開も向く。

 浦和マテリアルガールが逆転候補。少頭数とはいえ同距離の3走前のオープン特別を牡馬相手に逃げてV。山本聡騎乗も心強くハナを奪えば勝ち負け必至だ。船橋ティーズハクアも侮れない。水沢開催だった昨年の当レースで3着。今年は走り慣れた左回りで初タイトル奪取を狙う。決め手は見劣らない道営サブルドールだが、休み明けの今回は仕上がり状態が鍵になる。地元勢ではミニアチュールがどこまで食い下がれるか注目だ。

 ▼ユウユウレラシオン(飯田弘師)前走を使って調子は上向いてきた。相手は強いけど、一つでも上の着順を狙いたい。

 ▼ビッグタマテルーフ(伊藤和師)浮き沈みのある馬だけど流れに乗れば前走のように走る。相手は強くなるけど頑張ってほしい。

 ▼オンザブロッサム(伊藤和師)前走の走りから、やっぱり逃げた方がいい馬だね。状態は悪くないけど、このメンバー相手に逃げられるかだね。

 ▼ハーイ(工藤裕師)転入初戦でも状態は悪くないが、この距離は長そう。相手も強そうだけどダメ元で前で競馬をさせてみる。

 ▼サブルドール(田中淳師)うちに戻って一度使ったけど、まだ調子がいいとは言えない。間隔も空いたし入着があればいいかな。

 ▼ミニアチュール(佐藤祐師)馬体が微妙に減ってきているが攻め馬をやっての結果だから問題ない。連日の雨に2000メートルだから行った方がいいかと思っているが、この枠だしハナにはこだわっていない。強力な他地区馬相手に、どこまでやれるか楽しみにしている。

 ▼ティーズハクア(山中師)前走後は厩舎で調整したが疲れも取れていい状態にに持ってこられた。輸送も問題ないし、今回の条件は凄く合っているので何とかタイトルを獲らせたい。

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