【佐賀競馬 サマーチャンピオン】兵庫の8番人気アラジンバローズが交流重賞初制覇 初距離で驚きの躍動

2024年9月1日 18:40

アラジンバローズを中央に新子雅司師(左)、ゼッケンを持つ下原理騎手(右)

 「第24回サマーチャンピオン」(Jpn3、ダ1400メートル、12頭)が1日、佐賀競馬場6Rで行われ、下原理が騎乗した8番人気、兵庫のアラジンバローズ(セン7=新子雅)が勝ち、交流重賞初制覇を飾った。

 初挑戦が功を奏した。デビューから20走目で初の1400メートル戦に挑んだアラジンバローズ。互角のスタートを切ると、道中は中団でしっかり脚をためた。前のペースがかなり早くなったことでチャンス拡大。向正面でゴーサインが出ると一気に加速。最後はラプタスとの叩き合い。前に出て交流重賞初制覇を決めた。

 下原は「あまり欲を持たずに、上がりの脚を生かせればという気持ちで乗った。初めての短い距離なので、ちょっと馬も戸惑ったのか、あまりハミを取ってくれなかった。向正面から気合を入れたらグンと行ってくれた」と笑顔。

 新子雅師は「1400メートルを使ってみたかった。前が速いなと思って見ていた。3角ぐらいからいい脚を使ってくれた。結果が出て良かったです」と喜びを隠さなかった。

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