【不来方賞】武豊 トークも軽快「なんて読むレースか分からなかったけど」サンライズジパングでV
2024年9月3日 17:29 今年からJpn2に昇格した不来方賞は、武豊が騎乗したサンライズジパング(牡3=音無)が制した。
レース後の武豊は盛岡のファンの前で笑みを浮かべた。
――今の気持ちは
「非常にいいレースができたのでうれしい」
――レース間隔があいていた
「馬のコンディションは凄く良かった。ただ、レースにいって難しいというか、癖のある馬なので気になっていた」
――ダートも久しぶり
「ダートでも芝でも。力を出せばしっかり走れる馬。ダートでも問題ないと思っていた」
――レースを振り返って
「もっと苦しいパターンも想定していたけど、思っていたより馬がポジションを取ってくれた。もっとついていけないのも覚悟していた。その点はいいポジションで流れに乗れた」
――最後はきっちり
「直線は必ずいい脚を使ってくれる馬なので、直線向いた時はなんとかなるかなと思って」
――期待度
「未完成な部分も多くて、素質で今は走っている段階。まだまだ強くなれる素質を持った馬」
――ファンに向けて
「盛岡で久々に勝てて僕自身もうれしい。一昨日まで、なんて読むレースか分からなかったけど、勝てて良かった」
――最後にもうひと言
「楽しみな馬とレースがたくさん待っていて、いい秋競馬を送りたいと思っているので、ぜひ応援してください」
▽不来方(こずかた)賞 1969年創設。かつて岩手競馬の“ダービー”として位置づけられていた時期もある。19年以降は岩手クラシックの三冠目だったがダート競走の体系整備に伴い、今年からジャパンダートクラシック(Jpn1、10月2日、大井)の前哨戦となった。