コリアSのリメイクは7番枠、松田助手「ラッキーセブン」 コリアCクラウンプライドは大外11番枠
2024年9月4日 13:07 日本調教馬6頭が出走する韓国国際競走(8日、ソウル)は4日、2鞍(いずれもG3)の出走馬と枠順が確定した。
コリアスプリント(16頭立て、ダート1200メートル)連覇が懸かるリメイク(牡5=新谷)は希望枠を問われた松田助手が「去年と同じ6番が欲しい」と口にして抽選に臨み、隣の7番枠に決定。「ラッキーセブンですね」と笑みを浮かべた。
ケイアイドリー(牡7=村山)は2番枠で「いい枠だと思います。あとはジョッキーに任せるだけ」と徳永助手。ジャスパークローネ(牡5=森秀)は日高助手が残っている中から「5、6、8番が欲しい」と希望枠を挙げ、その通り8番枠を引き当てた。「15番は絶対に避けたかったし、ここなら大丈夫」と力を込めた。
コリアカップ(11頭立て、ダート1800メートル)は昨年の覇者クラウンプライド(牡5=新谷)が大外11番枠。昨年は14番枠から10馬身差Vを飾った。松田助手は「外枠で勝っていますから。馬が韓国のことをよく知っているし、(昨年と)ジョッキーが替わっても力を出せます」と期待十分だ。
ライトウォーリア(牡7=内田勝)は抽選前に吉原寛が「もまれない外枠が欲しい。先頭を走って、そのまま逃げ切りたい」と勝ちパターンを思い描いたが内の4番枠。吉原寛は「大丈夫、頑張ります」とすぐに気持ちを切り替えた。
ウィルソンテソーロ(牡5=小手川)は8番枠。韓国遠征の意義を問われ、「強さを証明する場所」と答えた大庭助手は「最高の番号。自分のレースをするだけです」と当日を見据えた。
今年からコリアC勝ち馬にBCダートマイル(11月2日、デルマー、ダート1600メートル)、コリアスプリント勝ち馬にBCスプリント(同、ダート1200メートル)の優先出走権が与えられる。JRAによる韓国国際競走の馬券発売はない。