【水沢11R・青藍賞】ウラヤ3連勝で戴冠へ
2024年9月16日 09:30 1着馬にマイルCS南部杯(10月14日、盛岡)の優先出走権が与えられる一戦。(4)ウラヤが3連勝で初タイトルをゲットする。移籍初戦の前々走は中団から早めに動いて2着に1秒5差をつけて圧勝。続く前走は先行策から4角先頭で押し切り完勝と、転入前にJRA3勝クラスで入着した力を見せつけている。過去2戦より相手は強化するが底を見せておらず伸びしろ十分。重賞でも勝ち負けだ。
相手はヒロシクン。今春に4連勝で重賞・一條記念みちのく大賞典まで制覇した。2カ月ぶりの一戦に加え、同型の存在と課題は多いが自分のペースで運べれば好勝負に。同じく逃げたいグランコージーはハナが絶対条件となる。今回は最内枠を引けたのが、この馬にとってプラスになる。古馬と初対戦のサクラトップキッドだが、3歳重賞で上位を争った力量は侮れない。
▼グランコージー(千葉幸師)ダート変更で急きょ出走を決めた岩手県知事杯OROカップ(取りやめ)の時より、だいぶ状態は良くなっている。前走は枠順的にも逃げるのは厳しかった。逃げたい馬はそろったが最内枠を引いた今回はハナを譲らないつもり。
▼サクラトップキッド(伊藤忍師)前走(不来方賞6着)は、こちらが思っていた以上の走り。今回が古馬と初めての対戦。叩いた上積みはあるので中団から気持ち前に付けて、どこまで走れるか楽しみにしている。
▼マイネルアストリア(関本浩師)状態は変わらないが同型がそろったのがね。前々走では2番手の競馬で連対しており、最悪、逃げられなくても自分のペースを守ってくれればと思う。
▼ウラヤ(畠山師)2連勝の内容がいいし重賞でも十分やれると思っている。小回りの水沢になるけど行きたい馬がそろって展開も向くんじゃないかな。
▼ヒロシクン(佐藤雅師)休み明けだけど、やれることはやってきた。間隔が空いたことで馬自身に気持ちが乗るかどうかだね。
▼ゼットセントラル(菅原右師)前走は流れが向かなかった。ここも後ろからの競馬で差し脚を伸ばすつもり。前崩れになってほしい。
▼トーセンマッシモ(佐藤浩師)岩手に再転入して2戦のみなので馬に疲れはないね。現状、A級特別なら勝ち負けを期待できるが、重賞となると入着があればいいところかな。先々は走ってきそうだが…。
▼ゲンパチプライド(畠山師)夏負け気味だった前走のクラスターCが岩手勢で最先着(7着)。まだ良くなり切っていないがレースになれば違うと思う。