JCで引退のオーギュストロダン 武豊は引退発表2日前に現地で対面
2024年9月28日 12:15 23年の英愛ダービーやBCターフなどG16勝のディープインパクト産駒オーギュストロダン(牡4=A・オブライエン)がジャパンC(11月24日、東京)で現役を引退、来シーズンからはアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りすることが分かった。27日にクールモアの公式サイトで発表された。
ディープインパクトの主戦でもあった武豊が28日、中京競馬場で取材に応じ、週中に凱旋門賞(10月6日、パリロンシャン芝2400メートル)でコンビを組むアルリファー(牡4=J・オブライエン)の追い切りに騎乗するためアイルランドを訪れた際、鞍上は現地でオーギュストロダンにも会っていた。「厩舎の馬房に入って見せてもらったけど、ディープの子でちょっと似ていたね。エイダン(オブライエン)は体は460キロぐらいと言っていたね。スラッとしてきれいで格好いい馬でしたよ」とコメント。
ドウデュースとのコンビでジャパンCに参戦する鞍上は、現地でライバルの追い切りもチェック。「車で併走しながら見たけど、すごくいい動きをしていた。凱旋門賞にも使えるぐらいバリバリ乗っていたね」と驚きを隠せない。
凱旋門賞でコンビを組むアルリファーについては「おとなしくて乗りやすかった。体調は良さそうだし、いい感触を持っていけますね」と意気込みを語った。