【大井競馬】史上初!2頭立ての競馬 結構ついた?単勝140円、馬連単190円 実況も“一工夫”
2024年10月4日 18:04 4日の大井競馬3Rで実に珍しい2頭立ての競馬が行われた。2歳新馬戦のダート1400メートル戦。当初は5頭立てで出走馬、枠順が確定したが、2頭が疾病で出走取消。1頭が馬体故障で競走除外となり2頭となった。大井競馬で2頭立ての競馬が行われたのは初めて。
ゲートインしたのはカミュ(牡2=松浦裕)とライジンバローズ(牡2=福永敏)。ライジンバローズが好スタートを切り、カミュは出遅れ気味。ライジンバローズが約1馬身のリードを取ってレースを進めた。
わずか2頭とあって実況も困ったようで、ライジンバローズ鞍上の笹川、カミュ鞍上の吉井の近況の成績を紹介して“隙間”を埋めた。
4角でグッと接近するカミュ。直線を向いてサッと前に出て、残り200メートルで一気に突き放した。カミュが8馬身差をつけ、“マッチレース”は決着した。
単勝は140円つき、1番人気。“絶対に当たる”馬連複は当然ながら100円。馬連単は2番人気の“売れてない方”で決まり190円ついた。
なお、JRAでの2頭立ては過去に2例あり、1963年6月1日の東京7R。そして70年8月9日の小倉2R。ともに障害戦だった。