【佐賀・第12回カペラ賞】6日発走 ポリスヴィークル重賞初Vへ! 予想印を公開

2024年10月5日 12:00

好位からの競走が期待されるポリスヴィークル

 佐賀競馬2歳重賞路線第2弾「第12回カペラ賞」(JRA認定競走、高知・佐賀スタリオンシリーズ、距離1800メートル、1着賞金600万円)が6日6R(18時5分発走)、ナイター開催の佐賀競馬場で行われる。9月2歳重賞第1弾1400メートルの「九州ジュニアチャンピオン」で好走した面々での主導権争いとなりそうだが、今回は1800メートル戦となり展開一つでニュースター誕生もあり得る。

 ◎①ポリスヴィークル 7月新馬戦は3番手で運び直線に向くとブースター点火。徐々に加速して前を行くサガノオジョウサンを捕らえてデビュー戦で初勝利を飾った。続く8月1300メートルの「デネブ特別2歳」は5頭立てながら1番人気に推された。スムーズなスタートとはいかなかったが、ダッシュをつけてハナを奪うと後続をおさえて逃げ切り連勝を飾った。そして前走9月「九州ジュニアチャンピオン」も1番人気に支持された。3番手で3コーナーを迎えたが、外からミトノドリームにかわされた。その後、懸命に追うも2着まで。今回も好位から行く形とみるが、重賞初Vへ上手く脚を溜めて巻き返しを図りたい。

 ◯⑪ダイメイヒロイン 6月新馬戦を逃げ切り2戦目は9月「九州ジュニアチャンピオン」に出走。果敢にハナに立ったが、3コーナー過ぎてミトノドリームに捕まり、その後は粘ったが4着。前走9月1400メートルの「アンタレス特別2歳」はメモリーメイラードを前に見る形で競馬を進め、向こう正面では自然な形で先頭に。そこからはスイスイと独走。2着に5馬身差をつけて解消した。今回もメモリーメイラードとの先陣争いになりそうだが、出脚は秀逸なうえ、折り合いの面でも成長が窺える。大仕事があっても不思議ではない。

 ▲⑤ダブルバースデー 6月新馬戦でデビューし前走までに900メートルが1走、1300メートルを3走、1400メートル5走の計9戦。まだ未勝利だが、2、4、5着が1回ずつに3着6回としぶとさを発揮している。前々走9月「九州ジュニアチャンピオン」は後方からの競馬となったが、しまいは脚を使って5着。前走「アンタレス特別2歳」は前との差を詰められなかったが、3着に踏ん張って馬券には貢献している。レースでの経験値は豊富で軽視はできない。

 ☆⑧メモリーメイラード 5月北海道門別1000メートル牝馬新馬戦でデビュー。北海道では3戦して未勝利のまま7月に佐賀へ転入。転厩初戦の1300メートル戦、続く1400メートル戦、8月「アルタイル特別2歳」と初勝利を含めて3連逃を決めた。前々走9月1400メートル戦は前に出切れず3着。前走「アンタレス特別2歳」はレースを引っ張ったが向こう正面で後方まで下がってしまった。今回は1800メートルという距離の壁があるが、ダイメイヒロインと同じく好出脚は魅力。スムーズに先頭で運べれば前残りの可能性を秘めている。

 △⑩アオイノユメ 6月デビュー戦は4着に終わったが、同月2戦目の1300メートル戦はしっかりと脚を溜めつつ道中を運び、最終コーナーを回ると外からスパート。グイッと伸びて初勝利をもぎ取った。続く前々走7月1400メートル戦は逃げるメモリーメイラードを前に見る形で競馬を進め、しまい一騎打ちに持ち込んだ。メモリーメイラードには半馬身およばず2着。そして前走9月「九州ジュニアチャンピオン」は中団後ろ辺りから運ぶも見せ場なく10着に終わった。それでもこれまで4戦、位置取りやペースを含め経験した内容は濃く、粘りを見せた場面もあった。大駆けに警戒したい。

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