【佐賀・2024九州産グランプリ】4日発走 タケノサイコウ4度目の重賞Vへ! 予想印を公開
2024年11月3日 12:00 4日に佐賀競馬で争われるダート競馬の祭典JBCデー5重賞皮切りの一戦は「2024九州産グランプリ」(鳥栖市市制施行70周年記念、距離1800メートル、地方全国交流)が8R(16時発走・1着賞金1000万円)。九州生まれのホネのある面々が誇り高きプライドをかけ、ぶつかり合う。
◎⑧タケノサイコウ 21年7月小倉でデビュー。芝を2戦して翌月には佐賀へ転入。転厩初戦から21年11月2歳1800メートル「カペラ賞」、22年2月3歳1400メートル「JRA交流たんぽぽ賞九州産」の重賞2Vを含めて破竹の9連勝を飾った。そして昨年10月には1400メートル「佐賀オータムスプリント」で3度目の重賞Vをゲット。その後4カ月休養後、今年は重賞2戦含めて11戦したが白星はなし。それでも8月1750メートル重賞「九州チャンピオンシップ」で4着、前々走9月1750メートルのA1・A2特別「由布岳特別」、前走10月2000メートルの準重賞「国見岳賞」で3着と近況は中長距離戦で粘りを発揮しており展開一つで重賞4度目のVはあり得る。
◯⑥カシノルーカス 昨年6月にデビューして前走まで全25戦。通算5勝だが2連対率は44%、3連対率は60%と馬券への貢献度は高い。2、3歳重賞はこれまで9戦を数え最高位は昨年10月2歳「カペラ賞」の3着。佐賀3歳三冠レースは「佐賀皐月賞」が7着、「栄城賞」6着、「ロータスクラウン賞」9着。掲示板には届かなかったが、これまで経験した佐賀2000メートルまでならしぶとさ満点。展開が向けば怖い。
▲②ルピナステソーロ 21年7月佐賀でデビュー。デビュー戦を含めて4勝を挙げると同年11月にはJRAの舞台へ。中央では2戦目に白星をマーク。22年8月佐賀1400メートル重賞「JRA交流霧島賞九州産」では勝ち馬から0秒1差の2着と好戦を演じている。その後、今年2月高知に移籍。高知で1400メートル戦を3勝すると7月2度目の「JRA交流霧島賞九州産」に出走。道中2番手で運び最終コーナーには先頭に躍り出て後続を完封。待望の重賞初Vを佐賀の地で飾った。今回は初の1800メートル戦と距離は延びるが、確かな先行力と相性の良さでカバーしたい。
☆⑩アイアンムスメ 20年8月小倉芝でデビュー。JRA時代は2勝を挙げたが、その2勝は21年1月佐賀3歳1400メートル「JRA交流ミヤマキリシマ特別九州産」と同年7月佐賀1400メートル「JRA交流大隅特別九州産」だ。これまで経験した5度の重賞も全て佐賀で初挑戦となった21年2月3歳「たんぽぽ賞九州産」は6着。21年から今年まで4年連続で出走した「JRA交流霧島賞九州産」は7・5・5・2着。今年2月から高知所属となったが、高知では9戦して1600メートル戦を含めて4勝、馬券圏外は1度きりと近況は高い安定感を誇る。状態、佐賀適正ともに上々と考えてもよく一発の魅力が詰まっている。
△⑫アイタカ 昨年8月中央芝のデビュー戦で初勝利。その後は芝を3戦するが、そこからの3走は佐賀を選択した。今年2月3歳「JRA交流たんぽぽ賞九州産」は重賞初挑戦ながら2着に食い込んだ。古馬と初対戦となった6月1400メートル「JRA交流大隅特別九州産」は他馬を全く寄せ付けず逃げ切って2勝目をマークした。続く7月重賞「JRA交流霧島賞九州産」は8着に終わり、前々走8月中京1800メートル戦、中京芝2000メートル戦も振るわなかった。だが、3歳馬ながら自在性は豊かでスムーズに運べれば好勝負は可能とみる。