【佐賀・第2回ネクストスター佐賀】4日発走 ミトノドリーム無敗での2歳重賞2冠達成に期待! 予想印を公開
2024年11月3日 12:01 4日に佐賀競馬で争われるダート競馬の祭典JBCデーの大トリの一戦は2歳重賞の「第2回ネクストスター佐賀」(距離1400メートル、JRA重賞級認定競走、未来優駿2024、高知・佐賀スタリオンシリーズ)が12R(19時15分発走・1着賞金1000万円)。今年佐賀2歳重賞で好走した面々が熱い火花を散らす。
◎⑫ミトノドリーム 6月900メートル新馬戦は先行争いを制し直線に向くと後続を一気に突き離して2着に6馬身差をつけ圧勝した。続く前走9月2番人気で迎えた1400メートルの「九州ジュニアチャンピオン」は出遅れたが、その後スーッと中団につけて競馬を進めた。3コーナー過ぎると外からブン回って最終コーナーでは先頭に立ち、そこからは独り旅を演出。結果、2着1番人気のポリスヴィークルに5馬身差をつけて重賞初Vを獲得した。同じ1400メートルの舞台ならば無敗での2歳重賞2冠達成に期待は高まるばかりだ。
◯③ポリスヴィークル 7月デビュー戦は3番手で運んで直線に向くと徐々に加速して初勝利を飾った。続く8月1300メートルの「デネブ特別2歳」は逃げ切って連勝を飾った。重賞デビューの前々走9月「九州ジュニアチャンピオン」は3番手で3コーナーを迎えたが、外からミトノドリームにかわされた。その後、懸命に追うも2着まで。そして前走10月1800メートル2歳重賞「カペラ賞」は初の中距離ながら堂々押し切りに成功。重賞初Vを飾った。今回もマイペースに先頭で運べればミトノドリームにリベンジを果たす場面もあるか。
▲②ルチル 6月新馬戦は他馬とは一線を画す躍動感に溢れる動きと先行力で2着に7馬身差をつけて快勝した。続く前走10月「カペラ賞」で重賞デビュー。約4カ月ぶりの実戦、デビュー戦から900メートルの距離延長となったが、中団でしっかりと折り合った。直線に向くと上位争いに加わり勝ったポリスヴィークルから0秒2差の3着に入った。今回1400メートル戦は初となるが、「カペラ賞」の走りっぷりを見れば問題なし。快ショットを決めても何ら不思議ではない。
☆⑩ダイメイヒロイン 6月新馬戦を逃げ切り2戦目は9月「九州ジュニアチャンピオン」に出走。果敢にハナに立ったが、3コーナー過ぎてミトノドリームに捕まり、その後は粘るも4着。前々走9月1400メートルの「アンタレス特別2歳」は2番手から早めに抜け出して2着に5馬身差をつけて快勝した。続く前走「カペラ賞」も2番手で運んだが、しまい伸びを欠き4着。今回は距離が1400メートルに戻り前々で粘り込む競馬が前走以上にフィットしそうだ。
△⑧アオイノユメ 6月デビュー戦は4着に終わったが、同月2戦目の1300メートル戦はしっかりと脚を溜めつつ道中を運び、最終コーナーを回ると外からスパート。グイッと伸びて初勝利をもぎ取った。続く7月1400メートル戦は逃げたメモリーメイラードに半馬身およばず2着。そして前々走9月「九州ジュニアチャンピオン」は中団後ろ辺りから運ぶも見せ場なく10着に終わった。それでも前走10月「カペラ賞」は上がり3ハロン最速をマークし勝ったポリスヴィークルに1馬身差の2着まで迫る好内容。再度、末脚が切れれば怖い。