【佐賀・韓国岳賞】9日発走 アエノブライアン巻き返しを図る! 予想印を公開

2024年11月8日 12:00

メンバー的に地力で勝るアエノブライアン

 佐賀競馬9日のメインカードは準重賞の「韓国岳賞」(距離1860メートル・5R・17時発走)。地力で勝るアエノブライアンに他馬がどこまで食い下がれるかが焦点となる。

 ◎⑤アエノブライアン 20年9月大井でデビュー。大井では1600メートル戦3勝、1800メートル戦で4勝をマーク。今年5月に佐賀に転入してくると2戦目1800メートルの「佐賀スプリングカップ」で重賞デビュー。勝ったテイエムフェローから0秒3差の2着に入った。続く6月A1・A2特別1800メートルの「阿蘇山特別」は2番手から抜け出し2着に7馬身差をつけ佐賀初勝利。そして7月2000メートルの「佐賀王冠賞」は早めに先頭に躍り出てブルーアローの追撃を振り切って重賞初制覇を果たした。前走8月1750メートルの「九州チャンピオンシップ」は重賞連続Vを狙ったが、直線でコスモポポラリタにかわされ2着。向こう正面で早めに仕掛けたのもあり巻き返しを図る。

 ◯⑥ラストストーリー 20年8月新潟でデビュー。翌年夏に北海道、同年11月には大井へ移籍。中央、北海道時代は勝ち星に恵まれなかったが、大井では7勝をマークした。今年10月に佐賀に転入。前走佐賀初戦2000メートル準重賞の「国見岳賞」は1番人気におされ前団でしっかり折り合ってレースを進めた。しまいはきっちり脚を使ったが、勝ったブルベアイリーデにはおよばず2着。それでも佐賀中長距離適正は十分にあることはアピールできた。ペース、展開次第では一発を秘めている。

 ▲②エイシンダンシャク 19年5月北海道でデビュー。1勝を挙げ翌年2月に兵庫へ。兵庫では10勝をマークし今年2月に佐賀に身を移してきた。佐賀では3月1750メートル準重賞の「多良岳賞」、4月1750メートルA1・A2特別の「九千部山特別」、6月1860メートル準重賞の「英彦山賞」を逃げ切って3勝。重賞で馬券絡みはないが、兵庫時代を含めこれまで16戦と経験値は高い。マイペースに先頭で運べれば、そのまま押し切ってしまうシーンもあるか。

 ☆⑧キョウワウオール 18年10月京都でデビュー。JRA時代は3歳交流戦の名古屋1400メートル戦と小倉1700メートル戦の2勝を挙げた。今年3月佐賀に移籍してくると初戦の2000メートル「はがくれ大賞典」で重賞デビューを果たし6着。以降、5月1800メートルA1・A2特別の「高千穂峰特別」、6月準重賞「英彦山賞」で3着に入った。その後はピリッとしないが、道中うまく脚を溜められれば好勝負は可能とみる。

 △⑦インテンスフレイム 20年6月阪神でデビュー。JRA時代は小倉1700メートルの3歳未勝利戦と中京1900メートル戦の2勝のみだが、1200~2100メートルを計37戦して2着が7回、3着は10回を数える。今年10月に佐賀に転籍すると前走転厩初戦の「国見岳賞」は馬体重増加もあってか後方のまま見せ場を作れなかった。中距離戦は経験豊富で叩き2戦目の今回は注意したい。

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