【香港ヴァーズ】陣営のひと言
2024年12月8日 05:14 (1)ウィズアウトアファイト(S・フリードマン師)去年ケガ(腱の負傷)したけど、これ以上ないくらい順調にリハビリが進んだ。長く休んでいた点を考慮すれば前走は素晴らしい内容。香港に来る前にしっかり稽古を積み、来てからも一日も休まず調教をやれている。火曜の追い切りは素晴らしい動き。右回りが合っているようで適切なタイミングで手前を替えるんだ。ジョッキー(ザーラ)はいつも内々で運びたいと言っているし、最内枠でも心配はない。
(2)ジアヴェロット(ボッティ師)体力は十分。順調に稽古を積み、よく動けている。
(3)ルクセンブルク(A・オブライエン師)去年シャティンで素晴らしいレース(香港C2着)をしてくれた。距離は2000メートルより2400メートルの方がいい。前走も6着とはいえ内容は良かったからね。この後は種牡馬になるし、いい形で締めくくれたら。
(4)ドバイオナー(ポール助手)輸送はスムーズで香港に来てからも状態は良く、満足している。水曜は芝コースに入れ、楽なキャンターで感触を確かめる程度。ハードなトレーニングは必要ない。
(5)イレジン(ゴーヴァン師)前走は内のさばきづらいポジションにいて進路ができたのがラスト1F。トップスピードに乗った時にはゴール前だった。その後、回復が早く、状態が良かったので遠征を決めた。3100メートルと2100メートルでG1を勝っているように距離適性の幅が広いけど2400メートルこそベストだと思う。去年も香港遠征を検討していながら最終的に日本(ジャパンC9着)を選んだけど、あの経験が役立っている。
(6)マルキザ(ファリーナ助手)日がたつにつれて環境に慣れてきた。馬場入りの前後に少し周りを見たりしていたけど調教中は完全に集中。パドックのスクーリングもして全てうまくこなしている。
(7)プラダリア(池添師)追い切りで初めて芝コースへ。最初は周りを見る感じでフワフワしていたけど3、4角からスピードを上げたら、しっかりハミを取り、直線も手前を替えて、まだもう一つギアがありそうでした。終わった後の息遣いも全然、乱れていなかった。硬さもなく、状態はいい。枠は内で良かった。
(9)コンティニュアス(A・オブライエン師)近走は崩れているけど調子自体はいい。この距離の良馬場なら、いい競馬をしてくれると思うよ。
(12)エンスード(サイズ師)距離を延ばし、適性があるかどうかは実際に走ってみないと分からない。ただ、ここでいい競馬ができれば先々、選択肢の幅が広がるし、興味深いチャレンジになると思う。
(13)ステレンボッシュ(国枝師)追い切りはジョッキー(モレイラ)に乗ってもらい、素晴らしい動きと言ってくれた。追い切り後の息の入りも良く、大満足していた。彼はコースをよく知っているし、この馬のことも分かっている。枠は内で包まれることを思うと13番で良かった。